さいふぉん亭同窓会

以前一乗寺で働いていた西上をおぼえていますか。痩せてショートカットの女性です。2005年春にフランスへお菓子の修行へ行きました。日本でもフランス語を勉強していたのですが国立の製菓学校へはいるのは語学力がたりず一年間語学を学びそのご製菓学校入学。卒業後パリのモンパルナスのビストロでパティシエとして3年あまり働いていました。ここ一年以上音沙汰がなくメールも帰ってくるのでどうしているのか心配していたら、2月はじめチョコレートが送られてきました。手紙はなかったのですが発送は修学院なので帰ってきたのかなと電話しました。1月末にロスアンゼルス、東京に寄って帰国したとのことでした。3月には名古屋へ引っ越すとのことなのでそれまでに歓迎会をやることに。26日に眼医者の予約があり母もショートステイでお泊りしてもらうことになっていたので旧さいふぉん亭、今はトラットリア アズーロで会うことに。もう一人働いていた高畠も一緒に同窓会。高畠は一乗寺さいふぉん亭で最後まで頑張ってくれました。その後は失業保険をもらいながらホームヘルパーの講座を受講し資格を得、今は高野のデーサービスで働いています。西上とは2008年に一時帰国して以来、高畠とも久しぶりでした。高畠は相変わらずの頑張りで子供たちをそだてているよです。西上はフランスで労働ビザを得て働いていたので最近の日本の厳しい経済事情では仕事を見つけるのは難しいのでそのまま働き続けたらと言っていたのですがフランスでお世話になった日本人の奥さんとフランス人のご主人のご夫婦がホテルをやっていたのですが名古屋でカフェをやることになり(奥様の実家が岐阜なので)それを手伝うのだそうです。カフェはまだ具体化していないのですがそれまで名古屋で仕事をしながらもろもろのリサーチ、準備をするために名古屋へ。パリで過酷な状況で(定番のほか3種の日替わりデザートを作る)働きとげた達成感、自信に満ちた態度で驚かされました。きたえられたのだと感心する一方、今度のカフェのオーナーがまだ計画をなにも具体化していない時点で彼らに相談なく名古屋への移住を決めるなどまわりの意向より自分の思いばかりが先行する以前と変わらない性格も見えちょっと心配です。
とはいえ久しぶりの同窓会、楽しい時間を過ごしました。また機会を見つけて会いましょう。