上げ松




花背、広河原のが有名ですが美山でもあります。ここでは松上げではなく上げ松。小浜に近い方の鶴ケ岡ともう少し小浜よりの盛郷の2ヶ所でやると聞き24日の夜に出かけました。鶴ケ岡では地蔵盆の最中。提灯がかざられ、金魚すくいや綿菓子、京北からの太鼓ショーなどでそれなりの盛り上がり。盛郷のほうが大きいと聞いたのでそちらへ移動。ここでは地蔵盆はなく上げ松のみ。15センチほどに切って直径10センチ位に束ね1メートル位の縄をつけた松の木を500円で買って火をつけぐるぐるまわし、勢いをつけて建ててある木をめがけて投げ上げ、火をつけて燃やすというものです。若い男の子たちが頑張って投げるのですがなかなか命中しません。そうしていると木の途中に火がついて燃え始めました。これは消防が出動して鎮火。惜しいところには行くものの点火には至らず。観客も少しずつ増え(地元の人がほとんどで観光客は少ない)にぎやかになってきた所へ命中。観客の拍手の中火は燃え盛ってゆきます。ある程度燃えると木を倒して火をかけて消しました。もう一本のほうへかかるも、一向に火がつかないので、あきらめて帰りました。帰り道に鶴ケ岡を見たらここもまだ火がついてませんでした。長年やっている名人がいるのかと思っていたらやるのは若い子ばかりなので、命中するのは運まかせ。待っている時間が良いのかもしれませんが。