京都お花見状況2



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4月7日火曜日の桜です。3月19日というとんでもない早さの開花宣言いらい気温の低い日がつづき桜も咲きかけてとまっていましたが、5日の日曜日からようやく春らしい暖かさになり、待ってましたと一気に満開。火曜日もいい天気でしたので、まず店の前の疎水沿いを西に向かって歩いて出発。高野川に出て北上。歩行者専用の橋を渡って松ヶ崎の浄水場のところからまた
疎水沿いを歩きました。始めの写真はそこの景色。満開です。わりあい風の強い日で時々突風が吹きまさに花吹雪。桜は木に咲いているのももちろんきれいですが、散っているのも良いものです。賀茂川まで出て土手を北へ。ここは八分咲き。二番目の写真。上賀茂方面です。このあたりを歩いて桜を見るのも今年限りかなど、少々感傷的になりながら歩いてゆきました。ここまできたのだからと、いままで行きたいと思いながら行ってなかった高麗美術館へ行きました。
堀川通りの北山を少し北へ行ったところにあります。故鄭詔文という在日一世の方が(6歳のころ来日してそれから日本で苦労して育った)たまたま古道具屋で見かけた白い壷に惹かれ、それが朝鮮のものであると知り、自分が故国に関していかに無知だったかと悟り、こんなすばらしいものを作る祖国のことを、日本のひと、在日の人達の知ってもらおうと、以後私財を投じて集めたものを展示しています。3番目に写真が入り口です。大きな石像がで迎えてくれます。韓国の石像わなんとなくユーモラスです。入ってすぐのところに、美術館のきっかけになった李朝白磁の壷があります。高さ50センチくらいの丸いみごとな温かみのある白さの壷です。小さな個人美術館ですが鄭氏の思いのつまった所、ぜひ見に行ってください。
そこを出て疲れたのでタクシーに乗ろうかなどと言いながら、賀茂川沿いに桜につられて歩きとうとう家まで歩いてしまいました。4時間あまりの散歩。さすがにぐったりですが心地の良い疲れでした。
その後も暖かさが続き今日など暑いくらい。今週末まで持つかなあ、、、