春を迎えて

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つい少し前までは美山は桜が満開でした。その前後に咲くタムシバやこぶしもそして今盛りの山ツツジも例年になく多く咲いています。こんなにたくさんの花々があったのかというぐらいおおいいです。一昨日、昨日とアメリカ人が宿泊していて朝、帰りそれからコーヒーの出荷を済ませて午後から黒田にある百年桜をみにいってきました。八重の桜に一重の桜が混ざっている突然変異の桜です。三百年経つているというわりには大木ではなく紅八重の暑苦しさもなくなかなかいい桜です。おそらくこれが京都の最後の桜だとおもわれます。行きは京北経由でいったので、帰りは佐々里峠まわりでかえってきました。ここは例年12月の末から3月の中旬まで雪で道路閉鎖されるところで今日も所々に残雪が見られましたが桜、こぶし、山ツツジ、若葉の新緑がきれいです。昨年のこの時期には金沢経由信州ゆきで、福井の小浜から敦賀にいたる街道の低い山々に咲く山桜や山ツツジの綺麗さに見とれていましたが、日本各地に有名でなくても良い場所はたくさんありますね。